Gibson B-25N 1969

こんにちは。

雨にも負けず、風にも負けず

台風の日の中、今日の一本はまた良さげな雰囲気の一本ですよ…。

  B-25はギブソンのスモールボディシリーズの中でも未だに根強い人気を誇る一本ですね。1940年代より作られているLGシリーズの      LG-2,LG-3のマイナーチェンジに伴い名称変更をして1962年に登場 したモデルです。

様々カラーリングがある中で、B-25とB-25Nと2つの名称があるようですね。

※LG-2の後継→B-25  LG-3の後継→B-25N(ナチュラルカラー)みたいです。

小型J-45・J-50という立ち位置で気軽に弾けるサイズ感もありますね   鳴りの方も音のまとまりがしっかりしている印象で、未だに人気なのも頷けます。

さて、まじまじと各所を見ていきましょう~     

 

いい感じに年季の入ったルックスですね…。

 

ボディトップ右下に打痕があり、若干色味が変わっていますね;

 

ホール内には個体によって”B-25″の刻印があるのですがこのモデルには無いようですね。

 

ピックガードはとても分厚く、所謂ポインテッドチックピックガードというものになりますね。うねりが綺麗です。

 

L.R.BaggsのAnthem SLが付いていますね…。つい最近全く同じピックアップを見かけたような(笑)

 

サイドの柄ですね、マホガニーの良い杢目です。 

 

ペグは片側3連ずつのダブルラインクルーソンです。ギブソン系では良く見かけるタイプのペグボタンですね~

 

ネックはマホガニーのナローネック。随所にウェザーチェックが入ってますが 木部クラック・割れと呼べるレベルのものは見当たらないですね!!

 

ヘッド裏シリアルです、69年製。メインのシリアルの下にうっすらと”2″の刻印があって非常に気になる所ではありますが…。詳細は不明です;モデル的にはナチュラルフィニッシュということでLG-3の後継…。  ”3″という数字が打たれていたのであればなんとなく繋がりが見えなくはないのですが…;

 

角度によってウェザーチェックが浮き彫りになって年齢相応の表情が見えるところがとても素敵ですね。貫録十分です!!

 

角度で全然違いますね。

 

さて、バラしていきます。

 

年代が古いのもあってフレットはもともと低めですね、すり合わせた痕も見受けられます。

 

ナットは綺麗に溝切がなされてあります。さすがです。

 

ロッドの状態はこんな感じ。なめていることも無く問題ないですね!!

キズやウェザーチェックの詳細画像です。

少し粘着力を落としたマスキングテープを使いフレットを磨いていきます。普段は研磨スポンジを使うのですがそこまでサビが見られなかったこととフレットの状態・ヴィンテージ品ということを考慮して液体研磨をします。あとヴィンテージは特にですがこの作業はスピード命です。     塗装にもよるのですが化学変化でテープ痕が残らないように…。    粘着力が強すぎて指板を一緒に剥いでしまわないようにの意味を込めて最初に粘着力を落としています。

 

十分ピカピカ!!

 

かなりいい感じです。ベリーブリッジですがMartinによく見られるボトムベリーブリッジですね。サドルもアジャストタイプではないようです。

 

 

 

スピード命といったように自分はたまにストップウォッチを使って計測をします。早い遅いの基準は分かりませんが丁寧にやりつつ速度も両立できるようにスキルアップを意識していきたいものです。日々精進。    弦交換の時もたまに計測しますね~

 

というわけで弦張り・ネックのセットアップが終わりました。

 

結構いい感じです。最後に改めて詳細画像をどうぞ。

 

いかがでしたでしょうか??

LG-2,LG-3の後継機種B-25(N)。改めて触ってみて弾き心地やサウンド面で未だに人気があるということが納得できる一本でした、ナット幅も39.5mmという細身でちょうどいい音量の中にしっかりとした力強さ、  Gibson特有のまとまりのあるガツンとした音に乾いた響きのパーカッシブなサウンド。ネックの状態も良好でフレットの状態は約6~7割。ロッド残もまだございます。ボディキズや打痕こそあれど69年製という貫録を考えたら良好なコンディションではないでしょうか?

非純正ですがハードケースが付属します。

小柄な相棒ですが非常におすすめの一本です。

是非ご検討下さいませ。

こちらの商品はネットモールで購入が可能です。

メンテナンス・掲載 / 楢木 遙生

 

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