Sonic Jazz Bass Walnut 1984 Re-tune

こんにちは。
非常に貴重なベースの入荷です。

Sonicというブランドをご存じでしょうか?
現行のメーカーでオーダーシートによるオーダーがメインのブランドで
ホームページからお言葉を拝借しますと、
「パーツどうしのハッピーマリッジ」をひとつのポリシーとして掲げています。
これまであまり手にする機会のなかったSonicですが、
弾いてみて分かる驚きの品質に興奮して今回記事にしてみました。
是非詳しくご覧ください。




ケースはSKB、社外品ですがしっかりしたものです。

ブランドの発足が1983年ということで今回入荷したベースがかなり貴重なことが解ります。


初期のSonicはロゴマークではなく金属のエンブレムが採用されています。
埼玉県川口の工房なのですが、当時は工房の隣にこのエンブレムを製作してくれる工場があったよう。
なんだかこういったところにも温かみを感じますね。

シリアルも若く非常に貴重な個体ではないでしょうか。

ジャズベースらしいナット幅の狭さは非常に弾きやすく感じますね。
牛骨オイルナットで丁寧な処置が伺えます。

この個体、メーカーでの再調整が2014年となっていますね。
前オーナーの長年に渡る愛情を感じさせてくれます。
後程詳しくご紹介しますがキズなども非常に少ないのもポイントですね。


厚めのピックガードですね。




SonicはオリジナルのPUやサーキットにも定評があります。
ご自身でギターをカスタムされる方にはSONICといえばパーツのイメージが強い方も多いかもしれません。
現行のモデルではないPUのようですがまさにビンテージトーンで切れ味のよいサウンドを出力してくれます。

ブリッジは非常にユニークな仕様ですね。
弦通しの部分とプレートを完全に分けて作られており、各弦のテンションのかかり方をソフトに仕上げています。
というのもプレートに当たる位置を木材で加工した独自のブリッジでこのユニークさもポイントではないでしょうか。
おそらくウォルナットとエボニー、メイプルそれぞれのマテリアルとのバランス感覚がこういったパーツに出ているように感じました。



電子系統に定評のあるSonicらしい丁寧でしっかりした配線ですね。
そしてオリジナル・サーキット「ターボ・Jベース」搭載です。
ツマミを引き上げてのONで、シングルコイルをハムバッカーとして出力します。
電池が不要なパッシブ・サーキットなのでより自然でウォームなサウンドが得られます。
ベースそろで持ち上げてパワフルなサウンド、エフェクトとの相性を考えてスイッチONなど
使い方いろいろですね。


安心のGotoh製リバース・ペグ。
展示品なのでテンションは緩めに弦を巻きますが、
ブリッジの抑えめなテンションを考えるとペグの方で3~4巻きくらいしても良さそうですね。

ボディは1ピースのウォルナット。
ウォルナット×エボニーというのは実は80年代に流行した組み合わせだったりします。





トラスロッドは十分に余裕があります。
僅かに元起きがあるので軽い順反りで留めています。





指板のコンディションも良好です。
フレットも十分に残っていますね。
かなり弦高を低くしたい方、1.8mm以下にしたい人は摺合せも検討してください。




いかがでしたでしょうか。
非常に丁寧な作りで国産らしいジャズベース。
高級感を感じさせるナチュラルの仕上げとエボニー指板。
素材と技術で真っ向勝負をしたような自慢のベースですね。
年代を考えると信じられないほど美品なのは
2014年のリチューンでパーツ交換が一部あった可能性は十分にございます。
今後も十分使って頂ける素晴らしいベースを是非体感してください。

こちらの商品はネットモールで購入が可能です。
是非ご検討ください。

メンテナンス 掲載 / 高橋雅彦

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