Fender JAGUAR Vinta—ge

こんにちは。

久しぶりに大物をお迎えしましたのでご紹介いたします。

さあて、ご覧のとおりのジャガーさんです。

なぜ大物なのかと言いますと…。

ドンッ!!

1964年製…。4月1日ってなんか怖いですが 笑

薄くラウンド張りのスラブボード仕様、Bネックシェイプのようです。

ちなみに最上位機種として発売したジャガーの年は1962年。

かなり近々のものですね、しかもフェンダーの歴史からすると

みんな大好きプリCBS期ということにもなりますねぇ…

かなり激熱です!!




ネックを外したついでにロッド残を見てみましたが、適度な力加減で     まだまだ締め込みが可能な状態でびっくりしました 笑             半周程度は余裕で回りますね;

さてさて、バラして綺麗にしていきます。

極力慎重に、かつ手早く外していきます。

うん、わかってはいましたが流石にスポンジが劣化してます;

まぁ、半世紀以上経っているのでこれは仕方がないですね。

とりあえず綺麗に除去。ホコリなども含めてエアーでスポンジ片などは  吹き飛ばします。

同様に画像右側(フロント)もやりました。

そんなに擦ったつもりはなかったのですが、経年の汚れを取りつつ    軽く磨いただけでギザギザ(ヨークと呼ぶそうです)が…          反射するほど綺麗になってしまいました;

特にヴィンテージ系の商品は雰囲気・風合いなどある為わざと完璧に     クリーニングはせず、目に見える部分は程よく、見えないところは綺麗にするようにしております。

例に漏れずこの子もヴィンテージですが、クロームパーツでブリッジ駒やビス以外は意外にもかなり綺麗でしたね;

ということで取れるしこ取り除いて、ピカピカに磨きました 笑

特にキャビティ内はアースプレートに痕はありますがジャガーだとかなり配線の多い箇所なので念入りに除去…。

特に汚れてた(サビ)パーツたちです…。

ミュートなんかはスポンジのかけらもありませんでした…笑

駒は極力磨き弦張り時に影響が出ないよう溝の慣らしもしました!!

ブリッジプレートはポリッシュなど使わなくてもこの綺麗さ…なぜ?

色んなところを磨きつつ、フレットも磨きます。

オリジナルフレットは流石に摩耗してしまっていたそうで、フレットの  打替えがなされております。(残約8割)

いつぞやのブログ記事でも紹介したかもしれませんが、フレットガードとスチールウールの組み合わせは使わず

粘着力を若干弱めてマスキングを行い、痕がつかないように手早く    スポンジ研磨材で磨き、ピカールで仕上げております。             固めのサビ・汚れがある際はスポンジの番手を少し荒い所から始めて、極力滑らかにキズかつかないように注意しながら研磨します。

何か足りないと思ったら、”JAGUAR”の右手にあるはずのロゴが消えていますね;

ざっと組み上げました…。その前に!!

サーキットの状態を…。    

ちらちらと。

載せます。

ここが少しだけ怪しい所、ヴィンテージあるあるなのですが…。

ボリュームポットはCTS製、ポットデイトより73年製。恐らく換装されていると思われます。

トーンポットはstackpole製、古いフェンダーによくあるやつです。これはポットデイトより65年製。

引っ付いているコンデンサーは60年代に使用されていたもので間違いないとは思います。

ポットの足についてるのはプリセットとの切り替え時のレベル差調整用の53kΩ抵抗ですね。(カラーコード参照)                  これもジャガーなら付いてますね。

そして…。

見えづらくてスミマセン;

プレートにあるシリアル。                             Lシリアルなのですがおおよそ65年頃のナンバーのようです。

現代のギターと違い製造年がアバウトなのは仕方ありませんが;            おそらくは64年~65年製のジャガー。ポット・フレットは換装。        ネックデイトが64年なのでハカランダ指板のスラブボード。         バインディングなしのドットポジションインレイ。

ピックアップの状態はテスター計測にて、

リア:6.38kΩ フロント:6.30kΩ の出力です。

上記の項目を含めてプリCBS期と判断しております。

以下は最終調整後の画像です!!

いかがでしたでしょうか?

ネックの状態はハイ起きもあまり見られずかなり良好。

12フレット上での弦高は2.0-1.6mmに設定しています。

トーンノブに若干のガリが見られます、経年劣化によるものと思われますが比較的軽度であることとオリジナルパーツの為あえて現状保持としています。

ピックガードも若干ですが縮みが見られます、現状ではスイッチプレートもしっかりとはまっております。

※Fender muteのスポンジとPUのハイトスポンジは代用品を使用しております。

ボディに使用に伴うキズやウェザーチェック、打痕などございますがこちらも年代から考えると非常に良コンディションかと思います。

左右非対称のボディで抱えやすく、立奏・座奏どちらでも演奏がしやすいジャガー。

サウンドのバリエーションもローカットスイッチとプリセットセレクターのおかげで幅広く、唯一無二のサウンドを奏でてくれます!!

見ているだけでも惚れ惚れするこのルックスで、1964-65年の       ヴィンテージ品です。

なかなか出てこない一本なのは間違いないですね!!

こちらの商品はネットモールで購入が可能です。

お探しだった方は是非!!

あ、非純正ですがハードケースと純正のアームが付属しております!!

是非!!

 

メンテナンス・掲載  /  楽器担当  :  楢木 遙生

 


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