*ヴィンテージ商品について*

こんにちは。

ハードオフ久留米国分店はレトロ、ビンテージ商品や

昔ながらの商品に特に力を入れています。

具体的に、ピュアオーディオ、真空管アンプ、レコードプレーヤー。

GIBSONやFenderなどマニアにはたまらないヴィンテージ商品。

NikonのSやFなどの高品質マニュアルカメラ。

アナログでしか表現できない音、

ビンテージ独特の乾いたギターサウンド、

マニュアルでしか捉えられなかった生き生きとした写真…

確かに昨今のデジタル商品は物凄いスピードで成長を続けています。

モデリングアンプは優秀になりましたし、映像もどんどん綺麗に。

オートフォーカスなんて、もう無いなんて考えられないですよね。

それでも80年代、90年代の商品はもちろん、

もっと以前の商品にも、これほど惹かれてしまうのはどうしてでしょう。

 

 

当時はふんだんに高級の材質が使われていたのもあるでしょう。

今では考えられないようなコンセプトで生まれた商品もたくさんあることでしょう。

けれど、やはり一番は当時現役で輝いていた

オーディオ製品が、カメラが、楽器が、

大切に使われてきたことで、大切にメンテナンスをすることで。

またこの時代に息を吹き返す、それこそが最大の魅力ではないでしょうか。

 

今では何でもが簡略化されています。

思えばCDが登場した頃もそうでした。

大きなLP盤から比べるととても小さなコンパクトディスク。

人間の耳には聞こえない周波数帯域をカットすることで情報量も減り、

スマートになりました。

けれどレコードには独特のサウンドがあります。

お店にレコード盤を抱えてレジに並ぶ女子高生の姿がありましたので

「これはレコードって言ってね、レコードプレーヤーが要るんだよ。」

と声をかけさせて頂いたことがあります。

その子は元気な声で、

「はい。レコード、好きなんです。面白い音がするので。」

と答えてくれました。

私たち50代の人間だけではない、音楽に対するいろいろな好奇心は若い子にもあるのだと

再認識できた大切な思い出です。

私も30年楽器店に勤めて参りましたので、

若い子のこういったエネルギーに感化されることは良くあります。

他にもこんな嬉しかったことがありました。

 

ギターコーナーで1時間ほどウロウロしている若い男の子がいましたので

もしかすると、ギターを買うのが初めてで困っているのかもしれないと

声をかけさせて頂きました。

話を聞くとGrecoのGOとEGで悩んでいるということでした。

それは、とても驚いたことなのですが

70年代の後半、私が悩んだ2本のギターとほとんど同じだったのです。

40年前のギターが今の若い子にも受け入れられて今買おうとしている、

そんな光景に胸が熱くなるのを感じました。

 

中古商品をリペア、メンテナンスをしていて

当時の製品の質の良さに驚かされることは多々あります。

手を入れれば何度でも蘇る、何十年だって使っていられる、

それこそが私たちの楽しみだと感じています。

 

ブログでは私たちスタッフの商品を蘇らせていく工程をご紹介できればと思います。

誰かに使ってほしいという商品を大切に思う気持ちを繋いでいくことができれば、

修理スタッフ冥利に尽きる思いです。

 

楽器修理担当 安達和宏

 

 

 

 

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